assumption reinsuranceとは 意味・読み方・使い方

【再保】《米》総括引受再保険（協約）((ある保険会社が他の保険会社の生命保険/年金契約上の負債をその裏付の資産及び将来の保険料徴収権と共に総括して引き継ぐ協約をいい，米国では長年にわたって築かれた保険業界に共通した慣行になっていた．しかし，この協約の下では保険契約者（消費者）の承諾なしに，もしくは州保険局に知らせずに無断で他の保険会社へ「有効契約の総括移転」がなされる売買取引であるため，受再会社が支払不能になった場合に問題が発生する．また，assumption reinsuranceは伝統的な意味での再保険reinsuranceを含んでいないという点で不適当な名称である．つまり，当初財務的には健全な会社の契約者が継続された保険契約の“引受可能償還請求権acceptable recourse”のないままに放置されて犠牲になる場合がある．この問題を検討する研究会を'89年に設置し，モデル法案の策定に入ったNAICは，ようやく'92年度夏季大会で，保障基金guaranty fundによる契約者保護を維持するための手立てとして州内営業免許要件を追加したモデル法案を最終案として認め，同年の冬季大会で採択した．同法案の焦点は，保険消費者の基本的権利をいかに保障するかにあった．さらに'93年度冬季大会では，他社への「契約移転」を契約者が承認または拒絶しなくてはならない引き延ばし期間waiting periodを現行の36か月から25か月に変更した“修正モデル法”を採択している．その結果，保険会社の経営陣が保険契約を一括して売却する決定を下し，数週間・数か月のうちにそれを実行できた時代はすべて昔のこととなった；＝en bloc reinsurance, transfer of portfolio；⇔indemnity reinsurance；⇒guaranty fund, indemnity reinsurance, novation, policy transfer, recourse))

¶assumption reinsurance transaction

総括引受再保険取引