まえがき・凡例・付録 :研究社 新英和・和英中辞典 - Weblio

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まえがき・凡例・付録 :研究社 新英和・和英中辞典

この「凡例」は、研究社 新英和・和英中辞典の凡例 に基づいて作成されています。

XII 文型について

文型といえば, 動詞の基本 5 文型がよく知られているが, この辞書では, 語義と用法を理解してもらうための手段として文型が意義づけられている. このため, 動詞のみならず, 形容詞・名詞・一部の副詞にも文型が適用されている.

特に動詞に限ると, 目的語を表わす [N16-A128]+目[N16-A129] と, 補語を表わす [N16-A128]+補[N16-A129] の機能的要素を用いながらも, 他に形態的要素を加えた, この辞書独自の文型表示がされている. これも, 語義と文型と用例の有機的つながりを知るための学習上の便法である(前置詞を示す 〔 〕 や, 副詞などを示す 〈 〉 などを参照のこと). 使用者は通例平叙文を基本としたこの文型の意義を理解して, これを一つの指標として語義・用法の理解に供してもらいたい.

なお, 語義との関連から多くの文型が出てくるが(詳しくは文型表を参照のこと), 動詞に関しては, その根本的な考え方には, 自動詞と他動詞の 2 つの大別の中で, 文型 1, 文型 2, 文型 3, 文型 4, 文型 5, 文型 6, 文型 7 の 7 つの基本文型がある. しかし, この中で文型 2 を文型 1 に吸収し, また文型 5 を文型 4 に吸収するなら, 伝統的な 5 文型と合致する.

以下, 注意すべき点を示す.

[N16-A128]+補[N16-A129] 補語を伴う

[N16-A128]+目+目[N16-A129] 間接目的語と直接目的語を伴う

[N16-A128]+目+補[N16-A129] 目的語と補語を伴う

[N16-A128]+to do[N16-A129] to つき不定詞を伴う

[N16-A128]+原形[N16-A129] to なし不定詞を伴う

[N16-A128]+doing[N16-A129] 〜ing 形を伴う

[N16-A128]+過分[N16-A129] 過去分詞を伴う

[N16-A128]+that[N16-A129] that節 を伴う

[N16-A128]+wh.[N16-A129] wh.節 を伴う 《wh.節 とは what, who (whose, whom), which, when, where, how, why および whether (または whether と同義の if) に導かれる節をいう》

[N16-A128]+wh.+to do[N16-A129] wh. 疑問詞 《what, who, which, when, where, how など》 +to つき不定詞を伴う

[N16-A128]+as if[N16-A129] as if, as though に導かれる節を伴う

[N16-A128]+前+(代)名[N16-A129] 2 つ以上の特定の前置詞に導かれる句を伴う

[N16-A128]+副[N16-A129] 2 つ以上の特定の副詞を伴う

[N16-A128]+副(句・節)[N16-A129] 副詞(副詞句または時に副詞節)を伴う

[N16-A128]+引用[N16-A129] 直接話法の文を伴う

文型は星印 ([N16-A123] [N16-A122] [N16-A121] [N16-A124]) つきの学習基本語にはすべて明記し, 星印なしの語については省略してある.

 なお, [N16-A128]+目(+前+(代)名)[N16-A129], [N16-A128]+(that)[N16-A129] のように, 文型の中に ( ) を用いているのは, ( ) の中が省略される場合もあることを意味する.


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