まえがき・凡例・付録 :研究社 新英和・和英中辞典
この「凡例」は、研究社 新英和・和英中辞典の凡例 に基づいて作成されています。- A (→this)
《指示形容詞》 ( those)
1a [離れているもの[人]をさして] その,あの.→
b [遠方の時・所をさして] あの,あちらの,その.→
c [this と相関的に用いて] あの.→
2a [対話者同士がすでに知っているもの[人,量]をさして] あの.→
b [軽蔑などの感情をこめて用いて] 例の,あの.→
c [関係詞節による限定をあらかじめ指示して] あの 《★【比較】 日本語では強く訳さないほうがよい》.→
《指示代名詞》 ( those)
1a [this に対して離れた向こうにあるものをさして] それ,あれ 《★【用法】 this と違って that は通例指さして人に用いない; cf. that man》.→
b [前に言及しているか,場面上了解されている物事をさして] そのこと.→
c [向こうにいる,または話題に上っている人をさして] あの人,その人; そこにいる人.→
2a [前に述べた名詞の反復を避けるために用いて] (…の)それ 《★【用法】 one と違って the+名詞(複数形は those) の代用で(次の用例では that=the climate) 通例前置詞句が伴う》.→
b [先行する陳述(の一部)を強調的に繰り返して] (まさに)そのとおり.→
3 [関係代名詞 which の先行詞に用いて] 《文語》 (…するところの)もの,こと 《★【変換】 that which は what に変換可能; ただし,there is 構文では that と which が離れることがある》.→
4 [this と相関的に用いて] 前者.→
→and ll tht
→and tht
→at tht
→b that as it my
→for ll tht
→lke tht
→Tke tht!
→Tht des it!
→tht s (to sy)
→Tht's dne it!
→Tht's enugh!
→Tht's mre lke it
→tht's tht
→Tht's the lst strw!
→tht's wht it is
→ths and tht
→ths,tht,and the ther
→with tht
/t/
《指示副詞》
1 《口語》 [数量・程度を示す語を限定して] それほど,そんなに.→
2 [しばしば all that で; 通例否定文で] 《口語》 あまり(…でない), そうひどく(…でない).→
B /t/
1 [名詞節を導いて]
a [主語節を導いて] (…)ということは.→
b [補語節を導いて] (…)ということで 《★【用法】 しばしば that が略されることがある》.→
c [目的語節を導いて] (…)ということを 《★【用法】 比較的平易な短い文では that が略される》.→
d [同格節を導いて] (…)という 《★【用法】 that を略すことはない》.→
e [形容詞・自動詞などに続く節を導いて] (…)ということを 《★【用法】 文法的に副詞節とも考えられるが,意味上他動詞相当句と考えて名詞節に入れる》.→
2 [副詞節を導いて]
a [so [such]…that の形で程度・結果を表わして] (非常に)…なので,…(する)ほど 《★【用法】 《口語》 では that を略す》.→
b [(so) that,in order that の形で目的を表わして] …するように,…せんがために 《★【用法】 that 節の中で may [might] を用いるのは形式ばった表現で,can,will [could,would] が用いられる; また 《口語》 では that がしばしば略される》.→
c [原因・理由を表わして] …だから,…のゆえに.→
d [判断の標準を表わして] (…である,…する)とは.→
e [通例否定語の後で制限の節を導いて] 〈…する〉限りでは,〈…する〉ところでは 《★【用法】 この用法の that はそれ自体は関係代名詞的で,後の他動詞や前置詞の目的語に当たる》.→
3 [It is [was]…that…の形で副詞(語句)を強調して] …のは 《★【用法】 副詞語句の強調構文の場合で,名詞語句の強調構文は関係代名詞 (⇒C3)》.→
4 [感嘆文をなして]
a [that 節中に should を用い,驚き・憤りを表わして] …するとは!.→
b [that 節中に仮定法過去形を用い願望を表わして] 《文語》 …すればよいのだが!→
→bt that…
→n that…
→nw that…
C /(弱形) t/
(関係代名詞)
1 [人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で] (…する[である])ところの 《★【用法】 先行詞がもの・人を表わす場合で,最上級の形容詞,all the,the only,the same,the very などの制限的語句を含む時,および,先行詞が疑問代名詞や all,much,little,everything,nothing などの時に多く用いられる傾向があるが,絶対的なものではない; 人の場合には who,ものの場合には which も用いる》:
a [主語として].→
b [補語として].→
c [他動詞・前置詞の目的語として] 《★【用法】 that はよく略される; 前置詞は関係詞節内の動詞の後に置かれる》.→
2 [時・方法・理由などを表わす名詞を先行詞として関係副詞的に用いて] (…する,…である)ところの 《★【用法】 しばしば that は略される; the way のあとの that は通例用いない》.→
3 [It is [was]…that…の形で名詞(相当語句)を強調して] …のは 《★【用法】 名詞語句の強調構文の場合で,副詞語句の強調構文は接続詞 (⇒B3); 《口語》 では that はしばしば略される》.→
→that s [that ws,that is to b]
古期英語から; THE と同語源