「ならず者」の英語
rogue, rascal, scoundrel
rogue
rogueのニュアンス
「rogue」は、しばしば悪戯好きで、従来の規範やルールを無視する人物を指す。この単語は、かつては厳しい否定的な意味合いを持っていたが、現代ではやや愛嬌のある悪党や、独自の道を行く者に対して使われることがある。例えば、映画や文学における魅力的な反逆者や、社会の規範にとらわれない起業家などが該当する。
rogueと一緒に使われやすい単語・表現
・charming (魅力的な)
・rebel (反逆者)
・maverick (独立独歩の人)
rogueの例文
・He is known as a charming rogue who always gets away with his mischief. (彼はいつも悪戯を許される魅力的なならず者として知られている。)
・The protagonist in the story is a rogue who defies the oppressive regime. (物語の主人公は圧制的な体制に反抗するならず者である。)
・She admired the maverick entrepreneur who played the role of a corporate rogue. (彼女は企業のならず者としての役割を演じる独立独歩の起業家に感心した。)
rascal
rascalのニュアンス
「rascal」は、いたずらっ子や不正を行う人物を指す際に用いられる。この単語には、「rogue」よりも少し軽い、子供っぽいいたずらを想起させるニュアンスがある。しばしば愛情を込めて使われることもあり、悪意のある行動よりも無邪気ないたずらや悪ふざけを指すことが多い。
rascalと一緒に使われやすい単語・表現
・mischievous (いたずら好きな)
・playful (遊び心のある)
・cheeky (生意気な)
rascalの例文
・The young boy was known as a mischievous rascal in his neighborhood. (その少年は近所でいたずら好きなならず者として知られていた。)
・Despite his playful antics, the rascal had a heart of gold. (遊び心のあるいたずらにもかかわらず、そのならず者は心優しい人だった。)
・She couldn't help but smile at the cheeky rascal's jokes. (彼女は生意気なならず者の冗談に思わず笑顔になった。)
scoundrel
scoundrelのニュアンス
「scoundrel」は、倫理的、道徳的に許されない行為を行う人物を指す際に使用される。この単語は、「rogue」や「rascal」よりも強い非難を含む言葉であり、詐欺師や悪徳商人など、人を騙すような悪質な行為をする人物に対して使われることが多い。
scoundrelと一緒に使われやすい単語・表現
・villainous (悪党の)
・dishonest (不正直な)
・deceitful (欺瞞的な)
scoundrelの例文
・The con artist was finally arrested and exposed as a deceitful scoundrel. (その詐欺師はついに逮捕され、欺瞞的なならず者として暴かれた。)
・In the novel, the villainous scoundrel plotted against the hero. (小説の中で、悪党のならず者は英雄に対して陰謀を企てた。)
・He was a dishonest scoundrel, always looking for ways to cheat others. (彼は不正直なならず者で、常に他人をだます方法を探していた。)