(1)多様な順序での文書のレビューを可能にするために,必要なオブジェクト間にハイパリンクを定義した,主として符号化文字列によって構成された文書情報.(2)複数の順序でアクセスできる情報.
<備考>HyTimeにおけるハイパテキストは,単一の文書であっても,文書のライブラリ(ハイパ文書)であってもよい.脚注又は内部の相互参照を含む本は,単一文書のハイパテキストの例である.外部の相互参照(例えば書誌情報の引用)をもつ本は,全体としてハイパ文書(05.02.01.01参照)を構成するライブラリのメンバである
他の文書へのハイパリンクを含む文書.HTML文書はその例である.リンク先の文書は,ハイパテキストであってもそうでなくともよい.ハイパテキスト文書は,通常,WWWを使って取得される."2.202 hyperlink","2.203 Hypertext Markup Language(HTML)"及び"2.503 World Wide Web(WWW,W3)"も参照すること
文書の任意の場所に,他の箇所又は他の文書の位置情報を埋めこみ,複数の箇所又は複数の文書を相互に連結できる仕組を施した文書.
<参考>他の箇所を指す位置情報をもとに,複数の箇所又は他の文書を任意に行き来できることから,順に読み進む従来の文書を超えた新しい文書という意味で"ハイパテキスト"という