英和和英

「主体性」の英語

「主体性」という概念は英語で「autonomy」と「agency」という二つの単語で表現されることが多い。これらの単語は似た意味合いを持ちつつも、使用される文脈によって微妙なニュアンスの違いがある。

autonomy

autonomyの発音記号

[ɔːˈtɒnəmi]

autonomyのニュアンス

「autonomy」は個人や集団が自己決定の自由を持ち、外部の支配や影響から独立している状態を指す。しばしば個人の自律性や自己管理能力を示す場合に用いられる。

autonomyと一緒に使われやすい単語・表現

「personal autonomy」（個人の自主性）、「political autonomy」（政治的自主性）、「autonomous decision-making」（自主的な意思決定）などがある。

autonomyの例文

The company encourages employee autonomy in the workplace.（その会社は職場での従業員の自主性を奨励している。）
She values her autonomy and prefers to work independently.（彼女は自己の自主性を重視し、独立して働くことを好む。）
The region is fighting for greater autonomy from the central government.（その地域は中央政府からのより大きな自主性を求めて戦っている。）

agency

agencyの発音記号

[ˈeɪdʒənsi]

agencyのニュアンス

「agency」は個人が自らの行動をコントロールし、意志に基づいて行動する能力を指す。しばしば自己決定や自己実現の文脈で使用される。

agencyと一緒に使われやすい単語・表現

「sense of agency」（主体性の感覚）、「moral agency」（道徳的主体性）、「agency problem」（代理問題）などがある。

agencyの例文

Children should be given the opportunity to develop their sense of agency.（子供たちは自らの主体性の感覚を育む機会を与えられるべきである。）
The novel explores the agency of women in a patriarchal society.（その小説は父権社会における女性の主体性を探求している。）
He believes that every person has the agency to change their own life.（彼はすべての人が自分の人生を変える主体性を持っていると信じている。）