読み方 キテイアドレス
プログラムの実行時のアドレス計算の基準(礎)として用いられるアドレス.これと相対アドレスとを加算して絶対アドレスを算出するのに使われる.
プログラムは主記憶装置の中である一定の場所を占有するが,物理的なアドレス範囲は常に同じとは限らない.これは通常,プログラムが相対アドレスで書かれ,これに基底になるアドレスを加えて主記憶装置上の物理的場所が決定されるからである.基底アドレスを用いることによってプログラムは再配置可能になり,主記憶装置上のどこかにそのプログラムを収容する大きさの領域がありさえすれば実行可能になる.
アドレス計算の際に起点として使用されるアドレス