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コンピューター用語辞典
スーパバイザ
supervisor; supervisory program
OS(オペレティングシステム)の一部で主記憶装置上に常駐しているプログラムのこと.監視プログラム(executive program)とも呼ばれている.
これは,OSの中心部分でハードウェア(hardware)が最大限に生かされるようにシステムを監視・制御する.1)各プログラムにメモリを割当てる.2)入出力装置(input/output devices)を各プログラムに割り当て,これらを制御する.3)コンピュータ内部にあるタイマ(timer)を管理する.4)多重プログラミング(multiprogramming)などの機能を制御する.5)割込み(interrupt)を制御する,立ち上げ(boot)時などにハードウェアの故障診断をする.
システム全体を統御するプログラムなので,ユーザプログラムよりも上位(upper)に位置づけられている.そのためスーパバイザだけにしか使えない命令もあり,これを特権命令(privileged instruction)と呼んでいる.
- 用例
- スーパーバイザつまり監視プログラム(モニター)は制御プログラムを包含している
Supervisor or monitor programs cover control programs - 監視プログラム(スーパーバイザ)は特別なファイルディレクトリ(登録簿)を見てそのプログラムのサイズ(大きさ;長さ)を判断する
The supervisor consults a specialized file directory to determine the size of the program - このプログラムがロードされた時,監視プログラムはこのプログラムに制御を分岐する(渡す)
When this program is loaded, the supervisor branches control to it
参照
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