読み方 キスウ
base; base number; basic number; cardinality; number base; radix
記数法で,数を表わすのに必要な記号の個数を指すことがある.例:10進法では,0,1,2,…9の10個,2進法では0と1の2個.
(この意味では使用しないほうがよい.)
関係データベースにおける,関係の中の組の個数.
10進法における10のこと.より一般的には任意の自然数をnとする時n進法のnのことを呼ぶ.
10進法で例えば256は,2×10~2~+5×10~1~+6×10~0~と表現できるが,この場合10を基数という.このように10進法の基数は10,2進法の基数は2,8進法の基数は8である.この基数のことを重み(weight)ということもある.また10進法以外での重みを下付きの数で表現することもある.例えば16進の5は5_1__6_と書く.
基数表記法における正の整数であって,ある数字位置の重みにそれを乗じると,一つ上位の重みをもつ数字位置の重みになるもの.
<例>10進記数法では,各数字位置の基数は10であり,各数字位置の重みは10の整数べきである.<備考>数学上の使い方を考えると,底はこの意味では使わないほうがよい(05.03.01参照)