自分自身に戻って来ることの形容.
「関数が再帰的である」というのは,関数の定義の中で,自分自身の関数を用いて定義すること.あるいは,前の結果を循環して使用して,次の結果を得るプロセスを再帰的という.
高級言語の中でも再帰的な手法が許されているものと,許されていないものがあり,PASCAL,ALGOLでは再帰呼出しなどが許されているが,FORTRANやCOBOLでは許されていない.
再帰的な利用をするためには,スタックと呼ばれる特殊なレジスタを用いる.再帰的な要求が発生すると,その現状をスタックに積み上げ記憶(push)し,再帰的な処理を行う.その処理が終了した後に,スタックに積み上げられていた情報を取り戻し(pop)て,もとの状態に戻る.
"2.395 recursive"を参照すること.
<参考>"再帰的"とは,"繰り返して用いること"だが,"2.395 recursive"を再度参照することで"繰り返して用いる"ことを例示している.なお,今の場合は,文字通りには無限ループに陥ってしまうが,"再帰的"にはその意味はない.繰り辺して用いて有限回で処理が終了してよく,実際にはその場合が有用になる
出典:Wikipedia
出典:『Wikipedia』 (2011/05/14 04:59 UTC 版)
Recursive may refer to: