"The die is cast"は、直訳すると「賽(さいころ)は投げられた」である。これは、一度行動を起こした後には元に戻れない、あるいは決定的な一歩を踏み出したという意味を持つ英語の成句である。この表現は、元々は古代ローマの独裁者ユリウス・シーザーがルビコン川を渡る際に発した言葉「Alea iacta est」から来ている。ルビコン川を渡るという行為は、シーザーにとって戦争を開始するという不可逆的な決断であった。そのため、この表現は特に重大な決断を下した後、その結果に対して何も変えることができない状況を指す。
この表現は、特定の単語や表現と特に一緒に使われることは少ない。しかし、"decision"(決定)、"action"(行動)、"step"(一歩)など、決定的な行動や決断を表す単語と一緒に使われることがある。
1. "After signing the contract, he realized that the die was cast and there was no turning back."(契約書に署名した後、彼は賽は投げられたと気づき、もう後戻りはできないと思った。)
2. "She declared her candidacy for the presidency, fully aware that the die was cast."(彼女は大統領選挙への立候補を宣言し、賽は投げられたということを十分に理解していた。)
3. "Once the decision was made to go to war, the die was cast."(戦争に行くという決定がなされた一度、賽は投げられた。)
采は投げられた、サイは投げられた、さいは投げられた とも書く
文法情報 | (表現)(慣用句) |
対訳 | the die is cast; there is no going back; alea iacta est |
賽は投げられた。
The congestion has been removed.
Susan was terrified.
A fuse has blown.
The curtain fell.
The pitcher beaned the batter.
He hit a speed ball with his bat.
The curtain rose.