英和和英

《米》水準基標の設定，ベンチマーキング((benchmark practicingともいう．'94年8月のLOMAのベンチマーク会議で紹介された定義では，「benchmarkingとは，商品/サービス/慣行について，自社の最も手に負えない競争相手，世界的リーダー企業あるいは極めて優れた経営体質を持つ企業等を“ライバル基準”に置き，自社の現状と比較することによって問題点を洗い出すと共に“継続的”に自社のサービス業務を評価し改革していくプロセスまたはその手法」をいう．こうした継続的な経営改善手法の一つとしてのbenchmarkingは，保険会社にとっては比較的新しい概念である．顧客志向に徹しこれを実践しているのがUSSA社である．同社のbenchmarkingの定義には，最良の実践を探求することを含めている．同社では「競争ベンチマーキングcompetitive benchmarking」と「過程ベンチマーキングprocess benchmarking」の2つの形態をとる．同社は8段階のベンチマーキング過程を開発した．8段階とは，1.何を水準基標benchmarkに設定するかを決める，2.主な実績評価performance measurementと実務practicesを確認する，3.水準基標の会社を確認する，4.水準基標会社の実績を測定する，5.自社の実績を測る，6.調査結果を知らせる，7.目標/行動計画を発展させる，8.成果を監視する，である；＝benchmark practicing；⇒benchmark))

¶continuous improvement benchmarking

継続的改善ベンチマーキング