小窓モード


プレミアム

ログイン
設定

設定

Weblio 辞書 > 英和辞典・和英辞典 > 英和対訳 > Holomorphic vector bundleの意味・解説 

Holomorphic vector bundleとは 意味・読み方・使い方

ピン留め

追加できません

(登録数上限)

単語を追加

意味・対訳 数学において、正則ベクトル束(せいそくベクトルそく、英: holomorphic vector bundle)とは、複素多様体 X 上の複素ベクトル束であって、全空間 E が複素多様体であり射影 π: E → X が正則であるようなものである.基本的な例は複素多様体の正則接束とその双対正則余接束である.正則直線束 は階数が 1 の正則ベクトル束である. セールの GAGA により

Weblio英和対訳辞書での「Holomorphic vector bundle」の意味

Holomorphic vector bundle

正則ベクトル束
数学において,正則ベクトル束(せいそくベクトルそく,英: holomorphic vector bundle)とは,複素多様体 X 上の複素ベクトル束であって,全空間 E が複素多様体であり射影 π: E → X が正則であるようなものである.基本的な例は複素多様体の正則接束とその双対正則余接束である.正則直線束 (holomorphic line bundle) は階数が 1 の正則ベクトル束である. セールの GAGA により,滑らかな複素射影多様体 X(複素多様体と見る)上の正則ベクトル束の圏は,X 上の代数ベクトル束(すなわち階数が有限の局所自由層)の圏と同値である. 具体的には,局所自明化写像 は双正則であることを要求する.これは変換関数 が正則であると要求することと同値である.複素多様体の接束上の正則構造は,ベクトル値正則関数の(適切な意味での)微分がそれ自身正則であることに注意すると保証される. E を正則ベクトル束とする.局所切断 s: U → E|U が正則 (holomorphic) であるとは,それが U の各点の近傍においてある(同値だが任意の)自明化において正則であることをいう. この条件は局所的である,つまり正則切断たちは X 上の層をなす.この層は O ( E ) {\\displaystyle {\\mathcal {O}}(E)} と書かれることがある.そのような層は必ずベクトル束と同じ階数の局所自由である.E が自明な直線束 C _ {\\displaystyle {\\underline {\\mathbf {C} }}} であるとき,この層は複素多様体 X の構造層 O X {\\displaystyle {\\mathcal {O}}_{X}} と一致する. E X p , q {\\displaystyle {\\mathcal {E}}_{X}^{p,q}} で (p, q) 型の C∞ 微分形式の層を表すと,E に値を持つ (p, q) 型形式の層はテンソル積 として定義できる. これらの層は細層である,つまり1の分割を持つ. 滑らかなベクトル束と正則ベクトル束の間の基本的な差異は,後者にはドルボー作用素と呼ばれる標準的な微分作用素 が存在することである.それは局所座標において反正則微分を取ることによって得られる. E が正則ベクトル束であるとき,E のコホモロジーは O ( E ) {\\displaystyle {\\mathcal {O}}(E)} の層係数コホモロジーと定義される.とくに, E の大域正則切断の空間,となる.また, H 1 ( X , O ( E ) ) {\\displaystyle H^{1}(X,{\\mathcal {O}}(E))} は E による X の自明直線束の拡大,つまり,正則ベクトル束の完全列 0 → E → F → X × C → 0, の群をパラメトライズする.群構造については,Baer 和や層の拡大も参照. 複素微分幾何の文脈では,複素多様体 X のピカール群 Pic(X) は,正則直線束の同型類の群であって,積はテンソル積,逆元は双対である.それは消えない正則関数の層の一次コホモロジー群 H 1 ( X , O X ∗ ) {\\displaystyle H^{1}(X,{\\mathcal {O}}_{X}^{*})} として定義することもできる. 「エルミート接続」も参照 E を複素多様体 M 上の正則ベクトル束とし,E 上にエルミート計量が存在するとする,つまり,ファイバー Ex に滑らかに変化する内積 ⟨•, •⟩ が備わっているとする.すると複素構造と計量構造の両方と両立する E 上の接続 ∇ が一意的に存在する.つまり,∇ が次のような接続である: 実際,u = (e1, …, en) が正則枠であるとき, h i j = ⟨ e i , e j ⟩ {\\displaystyle h_{ij}=\\langle e_{i},e_{j}\\rangle } とし, ωu を等式 ∑ h i k ( ω u ) j k = ∂ h i j {\\displaystyle \\sum h_{ik}\\,{(\\omega _{u})}_{j}^{k}=\\partial h_{ij}} によって定義する.この等式をより単純に次のように書く: u′ = ug を基底の正則な変換 g による別の枠とすると, であり,したがって ω は確かに接続形式であって,∇s = ds + ω · s によって ∇ を生じる.今, ω ¯ T = ∂ ¯ h ⋅ h − 1 {\\displaystyle {\\overline {\\omega }}^{T}={\\overline {\\partial }}h\\cdot h^{-1}} であるから, つまり,∇ は計量構造と両立する.最後に,ω は (1, 0) 形式であるから, ∇ s {\\displaystyle \\nabla s} の (0, 1) 成分は ∂ ¯ s {\\displaystyle {\\bar {\\partial }}s} である. Ω = d ω + ω ∧ ω {\\displaystyle \\Omega =d\\omega +\\omega \\wedge \\omega } を ∇ の曲率形式とする. p ∇ = ∂ ¯ {\\displaystyle p\\nabla ={\\bar {\\partial }}} は二乗して零になるから,Ω は (0, 2) 成分を持たず,Ω は歪エルミートであることが容易に示せるから,それはまた (2, 0) 成分ももたない.したがって,Ω は次で与えられる (1, 1) 形式である: 曲率 Ω は正則ベクトル束の高次コホモロジーの消滅定理,例えば小平の消滅定理や中野の消滅定理,において顕著に現れる.
Weblio英和対訳辞書はプログラムで機械的に意味や英語表現を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。

「Holomorphic vector bundle」の意味に関連した用語

Holomorphic vector bundleのページの著作権

   

ピン留めアイコンをクリックすると単語とその意味を画面の右側に残しておくことができます。

こんにちは ゲスト さん

ログイン

Weblio会員(無料)になると

会員登録のメリット検索履歴を保存できる!

会員登録のメリット語彙力診断の実施回数増加!

無料会員に登録する

このモジュールを今後表示しない
みんなの検索ランキング
閲覧履歴
無料会員登録をすると、
単語の閲覧履歴を
確認できます。
無料会員に登録する
英→日 日→英
こんにちは ゲスト さん

ログイン

Weblio会員(無料)になると

会員登録のメリット検索履歴を保存できる!

会員登録のメリット語彙力診断の実施回数増加!

無料会員に登録する

©2026 GRAS Group, Inc.RSS