緩衝記憶装置; バッファ; 緩衝記憶; 緩衝する; バッファリングする; バッファに入れる; 緩衝記憶(装置); バッファ記憶(装置)
動作速度が大きく異なる二つの装置間(例えば,中央処理装置と端末装置)のインタフェースになり速度差を調整するために利用される「一時的な記憶域」を指す.例えば,バッファは,タイプライタのような低速の入出力装置と,極めて高速で作動する中央処理装置との間に設けられる.また,相互に信号レベルの異なる装置間でのデータの送受を調整するものにも使用される.
データ転送特性が異なる二つの機能単位の間のデータ転送を可能にするために,一時的にデータを記憶する専用の記憶装置又は専用の記憶領域.
〈備考〉緩衝記憶装置は,データ転送をする二つの装置が互いに同期化されていない場合,一方が直列で他方が並列である場合,又は転送速度が異なる場合に用いられる.