「wrong」は「誤った」「不正な」「不適切な」「具合が悪い」などの意味を持つ形容詞、また「誤って」「不正に」「あべこべに」という意味の副詞、さらに「不正」「過ち」「悪」といった意味を持つ名詞、そして「不当に扱う」「中傷する」という意味の動詞である。
「wrong」とは・「wrong」の意味
形容詞:誤った、不正な、不適切な、具合が悪い
副詞:誤って、不正に、あべこべに
名詞:不正、過ち、悪
動詞:不当に扱う、中傷する
wrongの用法
形容詞
誤った、不正な、不適切な、具合が悪い
「wrong」が形容詞として使われる場合、何かが正しくない状態や不適切であること、または体調が悪いことを示す。具体的な例を以下に示す。
・例文
1. This is the wrong answer.(これは誤った答えだ。)
2. He was accused of wrong practices.(彼は不正な行為で告発された。)
3. That was the wrong thing to say.(それは言うべきではない不適切なことだった。)
4. Something is wrong with my computer.(私のコンピューターの具合が悪い。)
5. He felt something was wrong with his health.(彼は自身の健康に何か問題があると感じた。)
副詞
誤って、不正に、あべこべに
「wrong」が副詞として使われる場合、行為が誤った方法で行われたり、不正な手段で行われたり、あるいは逆の方法で行われることを示す。具体的な例を以下に示す。
・例文
1. He answered the question wrong.(彼はその問題に誤って答えた。)
2. They played the game wrong.(彼らはそのゲームをあべこべに遊んだ。)
3. If you do it wrong, you'll have to start over.(それを誤って行うと、最初からやり直さなければならない。)
4. You understood me wrong.(あなたは私の言うことを誤解した。)
5. He was wrong to trust them.(彼は彼らを信用してはいけなかった。)
名詞
不正、過ち、悪
「wrong」が名詞として使われる場合、不正行為や道徳的に誤った行為、または悪事を指す。具体的な例を以下に示す。
・例文
1. He admitted his wrongs and apologized.(彼は自分の過ちを認め、謝罪した。)
2. They fought against the wrongs of society.(彼らは社会の不正に立ち向かった。)
3. To right the wrongs is our duty.(過ちを正すことが我々の義務だ。)
4. The book discusses the concept of right and wrong.(その本は正義と悪の概念について論じている。)
5. He was a victim of many wrongs.(彼は多くの不正の犠牲者だった。)
動詞
不当に扱う、中傷する
「wrong」が動詞として使われる場合、人を不当に扱ったり、誹謗中傷したりする行為を示す。具体的な例を以下に示す。
・例文
1. He felt that he had been wronged by his friends.(彼は友人たちに不当に扱われたと感じた。)
2. The company wronged its employees by not paying fair wages.(その会社は公正な賃金を支払わないことで従業員を不当に扱った。)
3. She wronged him by spreading false rumors.(彼女は偽の噂を広めることで彼を中傷した。)
4. It's important not to wrong others, even if you are angry.(怒っていても他人を不当に扱ってはいけない。)
5. They sought justice for those who had been wronged.(彼らは不当に扱われた人々のために正義を求めた。)